花粉症シーズンの乗り越え方

花粉症シーズンの乗り越え方

こんにちは、MEP南青山 管理栄養士です。 まもなく花粉症のシーズンになりますね。 すでに症状が出始めている人も多いのではないでしょうか。 今年は例年よりもスギ花粉の飛散量が多いとされています。 今回は花粉症の方が少しでも楽に過ごせるようなポイントをご紹介します。 今回のポイントは「花粉に反応しないからだをつくる」こと。 そのための方法を5つご紹介します。

【1】ビタミンDをとる

ビタミンDは免疫細胞の増加・増強の働きがあります。
アレルギー反応が出るのは免疫細胞が過剰に反応しすぎるため。
免疫細胞が正常に働き、少しでもアレルギー症状が出ないようにするために花粉シーズンはビタミンDを意識しましょう。ビタミンDは太陽の光を浴びることで体内で生成されます。
外に出るのがつらい時期ではありますが、朝日を浴びる時間を作るなどがおすすめです。
食事もかつお、イワシ、鮭などの青魚がビタミンDを豊富に含むので、積極的に摂るようにしましょう。

【2】甘いものを控える

糖質制限ではなく、お菓子や甘いドリンクの精製糖質の摂りすぎを控えることがおすすめです。
免疫細胞の70%は腸に存在します。
精製糖質を取りすぎると、腸内環境が悪化してしまいます。
免疫細胞に正常に働いてもらうためには、甘いものの摂りすぎないようにしましょう。

【3】お酒を控える

アルコールの摂取は目に見えてアレルギー症状が悪化します。
飲酒により、交感神経が働いて体温が上がり、血流も増えるため、目のかゆみや鼻づまりにつながります。 この時期の飲酒はできるだけ控えることで症状の悪化を防ぐことができます。

【4】揚げ物を控える

揚げ物は使われる調理油にオメガ6脂肪酸を多く含みます。
オメガ6脂肪酸は習慣的にとることで体内の炎症が進むので、食べ過ぎると悪化につながります。花粉症の時期に控えるだけでもよいので、よく揚げ物を食べる方は控えてみましょう。
一方で亜麻仁油やえごま油、魚の脂質は炎症を抑える、腸を癒す働きがあるので、積極的に摂るようにしましょう。

【5】睡眠時間の確保

花粉症は起床時や昼間などの交感神経が優位になる時間に出やすいです。 生活リズムを乱さず、夜は早めに睡眠時間をとり、症状が落ち着く時間を長く保つようにしましょう。 夜更かしすると、ますます交感神経が高ぶる原因になります。
清潔な寝具と清潔な体でゆっくり体を休めるようにしましょう。
マスクをしたり、加湿器を利用するなど、乾燥を防ぐのも効果的です。

まとめ

アレルギー症状を少しでも緩和させるためには「花粉に反応しない身体をつくる」ことが大事です。難しく考えずに、この時期は体内の炎症を悪化させないことを意識し休息をとりながら、無理をしないようにしましょう。