MEP南青山が胸部CTをおすすめする理由
健康診断や人間ドックで「肺に影がある」「要精密検査」と言われたことはありませんか
その場合、多くの患者さんは「胸部CT検査」を行います。
今、健康診断や人間ドック施設での「肺の検査」は、胸部レントゲン検査が主流ですが、
MEP南青山では、年に一度の受診時に「胸部CT検査」をおすすめしております。
CT検査とは
CT検査とは、X線を用いて体を一周しながら、人体を輪切りにしたような断面画像や立体的な画像を撮影することができます。
そのため、従来のレントゲン写真と比べて、隣接する臓器(心臓や肝臓など)や骨との重なりもなく、正確で詳細な診断ができ、早い段階で、がんを発見できることが国内外で報告されています。

胸部レントゲンの検査とCT検査の比較
「肺の検査」は、胸部レントゲン検査が主流となっていますが、胸部レントゲン検査では発見される肺がんのうち、早期がんは20%程度です。
- 弱点① 肺の一部が心臓・肝臓・骨などと重なる
- 弱点② がんが小さい場合には写らないことがある
- 弱点③ 陰影が淡く、見えにくい
など胸部レントゲン検査には弱点があります。
CT検査は、この弱点を補い、肺がんの発見率を胸部レントゲン検査に対して約8倍としています。
年に一度の健康診断・人間ドックには、CT検査をご検討ください。
特にお勧めしたい方

- 40歳以上の方
- 喫煙者(または同居者が喫煙者)、過去に喫煙歴のある方
- せき、痰などが続く方
- がんの家族歴がある方 など
また、上記以外でも女性やタバコを吸わない人にも、受けてほしい検査で、大切なのは定期的な検査と早期発見・早期治療です。
MEP南青山のCT検査の特徴
- 高性能のCT検査装置による検査を行っております。
→ 約10秒の息止めの検査。※高性能機なので息止め時間も短いです。
→ 短時間で鮮明な画像が得られます。
→ 最新のマルチスライスCTによる検査で、ミリ単位の病変の抽出が可能です。 - 低線量撮影を行っています。
→ 放射線の被ばく量が少なくてすみます。 - 二人の専門医による読影を行い、過去の画像がある方では比較読影を行っております。
→ 2名以上の専門医による確認で、精度の高い検診を提供します。 - その他の特徴
→ 肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)や炎症性などの、がん以外の疾患もわかります。
→ 当日の窓口でお申し込みも可能です。
肺がんとは
現在日本では、2人に1人が「がん」になり、「がん」で死亡する確率は男性で4人に1人、女性では6人に1人といわれています。
その中で、肺がんの罹患率は男性が4位・女性が3位ですが、死亡数は男女とも1位です。つまり、早期に発見し早期に治療する事がとても大切となります。
肺は、呼吸をして酸素を身体のすみずみまで行きわたらせるという役割を持っています。そのため、身体のあらゆる部分と関連しており、肺で発生したがんが、血液やリンパ液の流れによって、全身に転移しやすいという特徴があります。また、周辺には、重要な臓器も多いため、転移が起こることもあります。
早期の肺がんを早く見つけると
- 根治的治療or根治療法が可能(他部位への転移がない場合)
- 胸腔鏡手術などの身体的負担の少ない治療法が選択可能であれば、治療期間の短縮や術後のQOL(Quality of Life)の維持
など、多くのメリットが期待されます。