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お知らせ
乳がん検査をご受診の方へ(新型コロナワクチン接種に伴う反応性リンパ節腫大について)
新型コロナワクチン接種後の副反応として、倦怠感や頭痛、発熱などのほかに、わきの下のリンパ節の腫れ(腋窩リンパ節腫大)がみられることが報告されています。新型コロナワクチン接種後に、接種した側の腋窩リンパ節が腫れるのは、ご自身の免疫システムが反応しているためで、問題ありません。ただし、マンモグラフィ・乳腺超音波・CTなどの画像診断に影響を及ぼすことがございます。
日本乳癌検診学会から「乳がん検診にあたっての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応の手引き」 http://www.jabcs.jp/images/covid-guide202106.pdf が示され「ワクチン接種前に施行するか、2 回目ワクチン接種後少なくとも 6~10 週間の間隔をおいてから施行すること」が推奨されています。
MEP南青山でも「リンパ節が腫れているため、何か病気があるのではないか」という間違った判定が起きないように、「できるだけ接種前あるいは 2 回目のワクチン接種後 6 週 間以上たってからの実施」を推奨させていただきます。
なお、その時期は絶対に検診を受けてはいけないということではありません。その時期で ないと受けられないようなご事情がある場合には、受付に「○○日前に、右・左腕に、コロナワクチンを接種した」とお伝えください。ワクチン接種後であることを考慮して判定(他院、専門医への受診のご案内等)させていただきます。