「痩せたいのに痩せられない」あなたへ~肥満は治療できる時代~

肥満は“治療できる病気”です。

— 自己注射という、新しい治療の選択肢をご紹介します —
健診のあとに、「痩せたいと思ってるんだけど、なかなかうまくいかなくて…」とお話ししてくださる方がとても多くいらっしゃいます。
「食事も運動も、がんばってるつもりなのに」
「年齢のせいかな、昔より痩せづらくて…」
今日はそんな方に、“自己注射で行う肥満症治療”という選択肢をご紹介させてください。

1 肥満“症”って知っていますか?

「肥満=太っていること」と思われがちですが、医学的には少し違います。
肥満症とは、
•BMIが25以上
•高血圧や糖尿病、脂質異常症などの健康障害がある
この両方に当てはまる状態を指します。
つまり、「健康に影響を及ぼしている肥満」は、治療の対象になる病気なんです。

2 肥満症の治療といえば、やっぱり食事と運動

治療の基本は、やっぱり食事と運動の見直し。これは変わりません。
でも、「何度チャレンジしてもリバウンドしてしまう」
「薬を飲んでも数値がなかなか改善しなくて、通院をやめてしまった」
そんなご相談も、実は少なくありません。

うまくいかないのは、あなたのせいではないかもしれません。本当に必要なのは、身体に合った治療の選択肢を知ることです。

3 週1回の自己注射で、治療ができる時代に

最近では、ご自宅で週1回だけ注射するタイプの薬で、肥満症の治療を行うことができるようになってきました。
この注射は「GLP-1受容体作動薬」や「GIP/GLP-1受容体作動薬」といって、もともとは糖尿病の治療薬として使われていたものです。
食欲を抑えたり、脂肪を燃焼しやすくしたり、血糖のコントロールを助けてくれたりと、肥満症や糖尿病の方にとってはすごく心強いサポーターになってくれます。

4 実際に使われている注射薬にはこんなものがあります

•ウゴービ(セマグルチド)
 → 肥満症に高用量で使える注射。週1回タイプです。
•ゼップバウンド(チルゼパチド)
 → さらに体重減少の効果が高いと言われていて、今とても注目されている新しいお薬です。
特にゼップバウンドでは、体重が20%以上減ったという結果も報告されていて、すでに使われている他の薬よりも大きな変化が期待できるといわれています。

5 保険で使えるのは、条件があります

自己注射による治療はすべての人が保険で受けられるわけではなく、条件があります。
糖尿病がある場合→ 多くの医療機関で保険適用の治療が可能です。
糖尿病がない場合→ 以下のいずれかに当てはまると、保険適用での治療が可能になることがあります。
•BMI35以上で、糖尿病・高血圧・脂質異常症のいずれかがある
•BMI27以上で、肥満に関係する健康障害を2つ以上持っている
ただしこの場合は、国の定めた基準を満たす一部の医療機関しか、保険でお薬を出すことができません。
MEP南青山と連携している東京都済生会中央病院 循環器内科では、こうした治療を保険で受けることができます。

6 自費診療とのちがいは?

最近では美容目的でGLP-1を使うケースもよくありますが、自費診療には注意点もあります。
•費用が高額になる
•万が一副作用が起きた場合、公的な補償制度が使えない
そのため、健康のために治療として使いたい方には、保険診療をおすすめしています。

7 あなたの「変わりたい」を応援します

肥満症や糖尿病の治療は、まず生活習慣の見直しから。
でも、何度やってもうまくいかないとき、治療をあきらめてしまう前に、選択肢を知ってほしいと思っています。
自己注射という方法は、今まで頑張ってきたあなたの努力を助けてくれる手段です。
MEP南青山の健診で気になる数値が出ていた方、体重のことでずっと悩んできた方、よければ一度、東京都済生会中央病院 循環器内科の外来に相談してみませんか?
東京都済生会中央病院 循環器内科で注射治療を受けられる可能性がある方
•BMIが27以上で、肥満に関連する健康障害を2つ以上お持ちの方
•BMIが35以上で、糖尿病や高血圧、脂質異常症などがある方
あてはまるかも?と思った方は、健診結果をお手元に済生会までご相談ください。

当院では「東京都済生会中央病院 循環器内科」へのご紹介をさせていただいております。
東京都済生会中央病院
外来担当表 | 東京都済生会中央病院
また水曜日午前の健診診察では東京都済生会中央病院 循環器医師が医師診察を担当しておりますので気になる方はご予約ください。