4月にもかかわらず、各地で25度を超える夏日、さらには真夏日に迫る気温が観測されるなど、今年は季節の進み方が早く感じられます。急な気温上昇に体がついていかず、「だるさ」「むくみ」「やる気が出ない」など、“なんとなく不調”を感じる人も増えています。
そんな季節の変わり目こそ、日々の食事と生活習慣の見直しが体調管理のカギになります。今回は、春から初夏にかけての体調を整える食材選びと、無理なくできる生活習慣のコツをご紹介します。
整えるポイントは「食事」から
この時期は、自律神経の乱れや水分バランスのくずれから、疲れやむくみを感じやすくなります。まずは、体の内側から整える食事の工夫を意識してみましょう。
おすすめの栄養素&食材

- たんぱく質(鶏むね肉、卵、豆腐など)
代謝や免疫を支える基本。疲労回復にも◎ - ビタミンB群(豚肉、納豆、玄米など)
エネルギー代謝を助けて「だるさ」対策に。 - カリウム(バナナ、きゅうり、ほうれん草)
むくみの原因となるナトリウムの排出をサポート。 - 発酵食品(味噌、ヨーグルト、ぬか漬けなど)
腸内環境を整え、自律神経の安定にも。
簡単献立例(2パターン)
コンビニバージョン

・サラダチキン(プレーン)+カット野菜+ゆで卵
・もち麦おにぎり or おかゆパック
・プレーンヨーグルト(無糖)or納豆
冷たいものばかりにならないよう、インスタント味噌汁をプラスするのもおすすめです。
自炊バージョン

・サラダチキン(プレーン)+カット野菜+ゆで卵
•冷しゃぶ+きゅうり+お酢のさっぱり副菜
•だしの効いた味噌汁で水分・ミネラル補給
暑さ対策も忘れずに
気温が高い日は、軽度でも熱中症のリスクが出てきます。水分は一度にたくさんではなく、「こまめに少しずつ」が鉄則。
食事からの水分補給も大切なので、具だくさんの汁物や水分の多い野菜(きゅうり・トマト・スイカなど)を積極的に取り入れてみましょう。
ゆらぎに強くなる生活習慣のコツ

・朝の光を浴びる(体内時計をリセット)
・夜は湯船につかる(自律神経を整える)
・1日1回でも「ホッとできる時間」をつくる(メンタルケアにも効果的です)
とはいえ、忙しくて全部できない!という人へ

そんな方にこそ試してほしい、“これだけはやってみて”3選
- 朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる(10秒でOK)
体内リズムが整い、1日のスタートがスムーズに。 - 夕方以降に冷たい飲み物を避ける
冷え対策&自律神経の安定に。白湯や常温の水でOK! - 味噌汁 or スープを1日1回
栄養・水分・あたたかさが一気にとれる万能アイテム!
まとめ
季節の変わり目は、ちょっとした不調を感じやすい時期。
食事と生活習慣の小さな工夫が、ゆらぎに負けない体づくりにつながります。
春の終わりから初夏へ、今年も元気に過ごすヒントとして、ぜひ取り入れてみてくださいね。